ししおどしの音なし日記

旅行のことや体験について

高校生の時の登山

初めまして、京都に住んでいます某理系大学生です。

 

2021年の春に大学生になったばかりの一回生です。

大学ではアウトドア系の文化系サークルに所属しており、活動しています。

 

アウトドア系のサークルとはいうもののコロナ禍の中活動がなかなか思うようにできず、zoomでの勉強会がメインというのが現状ではあります。

 

部員それぞれが地域の植生や歴史、文化、地質などについて発表するなどの活動もそのような勉強会の一つです。

それぞれの興味の向く方向がみんな違っていて、いろんな価値観に触れることができ面白くもあります。

 

本題に入ります。

 

 

私は高校生の時、ワンダーフォーゲル部という端的に言えば山登りをする部活動に所属していました。

 

 

今からお話しする内容は高校山岳部に関心がある人向けに書かれています。

興味のある人は是非最後まで読んでみてください。

 

 

コロナ禍の前の話ですので、今の状況ではやったら危ないようなことも平気でやっていた訳で、あんまり参考にならないかもしれないですが話半分でよろしくお願いします。

 

 

主な山行

私が所属していた高校のワンゲル部は年に10回程度山行をする部活でした。

 

 

4月には鈴鹿山脈の鎌ヶ岳

7月には木曽駒ヶ岳

8月には夏山合宿といって4~5日間北アルプスを縦走する過酷な山行

10月には八ヶ岳2泊3日

11月には鈴鹿で登山大会

12月には京都大文字

そのほか沢登りやお伊勢参り妻籠宿、愛知県民の森日本坂、あと鈴鹿の山をいくつか。泊まりがメインでテントを持って行き、自炊をしました。

といった感じで高校3年の6月に引退するまでいろいろと行きました。

 

 

 

安全性

すべての山行に顧問の先生の付き添いがあり、救急装備やツェルト、などの緊急時必要なものも必ず部員で持って行っていたので、安心でしたし、少なくとも私が所属していた時は大きなけがをした部員は一人もいなかったです。

 

 

ですが、山歩きに慣れていても、ひやりとする経験は何度かあったし、切り傷や擦り傷、刺し傷は何回か経験しました。

 

また、完全に安全とは言い切れない場所もたくさんありましたが、リーダーや顧問の先生がそういう危険な場所をよく知っているので、しっかりと安全には留意してくれます。

 

 

高校の登山部は基本毎年同じ山に登りに行くので、2年生は初めての1年生に自身の昨年度の経験を踏まえた適切なアドバイスができます。

 

持って行くべきものや、歩行技術などについて、事前に講習を開催し、部員全員がこれから行く山について、ちゃんとした知識を身につけます。

 

一年生が縦走の途中でしんどそうにしていたら、必ず休憩を入れるように指示されますし、重い荷物は余裕のある上級生が持ってあげます。

 

 

体力だけじゃない

高校の部活として普段の活動は、おもにランニングやザックトレーニング(歩荷)をやっていました。近くに気軽に登れる山がなかったので、ザックトレーニングという、階段の上り下りをザックを背負って行う運動をしていました。

 

運動をしてある程度の体力をつけるだけでなく、天気図を作成したり、地形図の読み取り、植生の勉強など山を登る上で必要な知識の習得も同時に行っていました。

 

これらの活動は登山大会で必要になるからというのが主な目的ではありますが、山をより楽しむのにはとても重要なものです。

 

天気図を書けるようになると、自分で天気予報ができるようになって楽しいですし、地形図が読めるようになると、地図上で自分のいる場所を正確に把握できるようになります。植生がわかると生えている植物の名前がわかって興奮します。

 

 

最後に

体力だかじゃない部分があるワンダーフォーゲル部に魅力を感じ、運動音痴の自分でもやっていけるのではと思い切って入部したのが本当によかったです。学んだことは語りきれないほど数多くあります。

 

山が趣味で、大人になって山の魅力にとりつかれる人はたくさんいます。山で見る満天の星空や美しい景色は私も見てきましたが、思い出に残っているものは多くあるし、それらにまた行きたいなと思いました。

 

でも高校で山登りを経験した思い出というものは、大人になって行った山で見た景色にも負けず劣らずの素晴らしいものとして残るはずです。

 

 

狭いテントで一夜をともにし、汚いコッヘルで作った飯を一緒に食べた経験はなんか今思うとすごく楽しかったなと思います。

 

 

これで以上です。読んでいただきありがとうございました。

登山大会のはなしや、今が私が住んでる京都のことや個人的に行った場所などについてこれからはそのつど書いていくつもりです。